大手の薬局・中小の薬局・個人薬局の比較

大手の薬局・中小の薬局・個人の薬局で実際に働いた経験を、メリット・デメリットの点から徹底分析。どこが一番いいというよりは、自分に合うかどうかです。是非この記事を参考にしていただければと思います。

大手の薬局、メリット・デメリット

大手の薬局は、ここでは全国規模でチェーン展開するような薬局の事

メリット

同期や仲間など横のつながりと、上司や後輩など縦のつながりができる

分からないことや困ったことがあっても、他の薬局で働く上司・仲間などに相談しやすい

様々なシステム(安全管理、業務のマニュアル化、教育システム)が構築されている

定期的な研修や勉強会など、スキルアップを図る場面が数多くある

管理薬剤師→エリアマネージャー→学術、幹部と、キャリアアップを目指せる

働いて2・3年で管理薬剤師になれる

福利厚生がしっかりしている

マンパワーが割と充足している、人数が不足しているときに応援で来てくれる

自店以外の薬局で、応援として働くことができる。一つの薬局にとどまることなく経験をつめる

人間関係で困ったときや仕事が合わないときに他の薬局に移ることができる

会社つぶれるなどのリスクは低いため安心して働ける。

システム化、IT化が進んでる

最新の機器が導入されてる場合がある

デメリット

給料が安い

イベントや社内行事がある

働いて2・3年で管理薬剤師にならないといけない、その後のキャリアアップに時間がかかる

転勤・異動がある

足並みをそろえる必要がある

中小の薬局、メリット・デメリット

中小の薬局は、ここでは関西圏・関東圏などのように、ある一定の範囲内の規模がある薬局。地方に根付いていた薬局。

メリット

大手の薬局より給与がいい

個人の裁量が大きい

異動が少ない、あったとしても通勤範囲内。地域に密着して働ける

社長や幹部との距離感が近い

デメリット

教育体制が整っていない

社長や薬局長のワンマンになりやすい

個人の責任感が重い

マンパワー不足、業務過多になることがある

働いている環境が狭く、距離感が近いため人間関係に悩む

個人薬局、メリット・デメリット

メリット

自分の好きなようにできる、自由度がたかい

人間関係のストレスが少ない

給料が高い

異動はなく、地域に密着して働ける

薬の知識だけでなく、保険関係、経営にも詳しい

デメリット

教育体制はない

個人の責任感が重い

基本的にマンパワー不足で業務過多

たくさんの業務を一人でこなせるぐらいの技量がいる

ガラパゴス化している

設備が古い

まとめ

大手の薬局・中小の薬局・個人の薬局を比較、どこが一番いいというよりは、自分に合うかどうかです。それぞれに一長一短があります、自分にとって何が一番大事なのか、そこからがスタートではないかと思います。

薬局薬剤師の働き方(内部リンク)について、他記事書いています、ぜひ参考にしてください。